イベント
地域連携
【開催報告】地域イベントvol.1「痛みのメカニズムと対処法を学ぶ」
2024.06.07
2024年5月25日(土)高知市の“オーテピア”で
健康増進イベントを行いました。
オーテピア高知図書館さんとの共催イベントは、
2020年から前身校・土佐リハビリテーションカレッジとして
継続してきたものです。
今回は「痛みのメカニズムと対処法を学ぶ」と題し、
午前と午後の二部制で実施。
57名の方にご参加いただきました。
痛みに関する講義
本学准教授で理学療法士の奥田教宏准教授が講師を務め、
慢性痛を中心に、痛みと脳(思考)との関連性や
対処法について解説しました。
奥田准教授は痛みの研究が専門で、
高知大学大学院で博士号も取得しています。
痛みの閾値測定
痛みの閾値(感じ方・感じやすさ)は機械で測定が可能です。
土佐リハの2年生と3年生がスタッフを務め、
参加者の方に測定を行いました。
運動体験
測定は2回行い、間で運動体験を実施。
有酸素運動によって痛みの閾値に変化があることを
実感していただきました。
交感神経活動が優位になることで痛みの緩和が期待できます。
足踏みや膝タッチ、バックキックなど
ひとつひとつは負荷も少なく簡単な動作ですが、
終わった頃にはじんわり汗ばむほどでした。
また、肩こり改善のストレッチもレクチャーしました。
書籍紹介
イベント内では、オーテピアの司書さんによる書籍紹介もありました。
会場内には、司書さんおすすめの健康関連図書が展示されています。
早速、気になるものを手に取る参加者の姿が見られました。
図書館で健康イベントを行うメリットとしては
知識の蓄積やアップデート、フレイル予防の効果が挙げられます。
本イベントをきっかけに健康習慣や健康意識の向上に
繋げていただければ幸いです。
本学は、教育・研究・社会貢献を重視し
今後も健康社会や共生社会の実現に向けて
地域と連携した活動に取り組んでいきます。
※当日の様子はKUTVテレビ高知のニュースでも取り上げられました。
「頭痛や肩こり…慢性的な痛みをどうすれば?メカニズムと対処法を学ぶ」KUTV
※本イベントは公益信託 高知新聞・高知放送「生命(いのち)の基金」の助成を受け実施されました。
※また、参加者に高知家健康パスポートのポイントを付与しました。(ブルー・グリーン各1ポイント)