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【開催報告】映画監督・安藤桃子氏による開学記念特別講演

2024.10.08

9月7日(土)、高知県立県民文化ホール(グリーンホール)で

 

高知健康科学大学開学記特別記念講演が開催されました。

 

講師には高知県に移住した映画監督・安藤桃子さんを迎え

 

「すべてのイノチにやさしい社会へ」のテーマで

 

社会的・精神的な健康や高知の未来について講演を行いました。

 

 

 

冒頭、本学・宮口英樹学長が登壇し

 

高知健康科学大学の概要や

 

今回安藤さんを招いた理由、

 

また、安藤さんのエネルギーを通じて

 

皆さんに元気をお届けしたいとの思いを述べました。

 

 

 

安藤さんは、ホスピタルアートや

 

地球のこどもビジョンの立ち上げなど

 

自身が携わる活動を紹介。

 

高知での暮らしやコロナ禍を経ての心境の変化、

 

その中で強くなっていった子どもたちへの思いを語りました。

 

 

 

県内小学校での映画作りワークショップでは

 

子どもたちがそれぞれ役割を担い作品を作り上げる中で

 

地域コミュニティと関わり、地域の良さを認識すると言います。

 

「子どもたち全員が輝いていけるお手伝いをしたい」と安藤さん。

 

人生を映画になぞらえて、

 

「人生というドラマをチェンジしたければ

 

フィルムを変えなくてはいけない。

 

それは、思考や投影したいビジョンを変えるということ。

 

そのために大事なのは、スクリーンを照らす電球。

 

これが “いのち” であって、

 

全てのいのちのクリエイションによって今が存在している。」

 

と、力強く述べました。

 

 

 

自分らしい人生を生きていける喜びについて触れ、

 

社会的つながり、精神的にも満たされた状態が

 

健康であると語った安藤さん。

 

その考えは本学が重視する「Well-being」と同じです。

 

※Well-being(ウェルビーイング=幸福)…肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態

 

 

安藤さんの力強い言葉や笑いを交えた語り口に

 

客席では頷く姿や笑顔が見られ、

 

講演は盛況のうちに幕を閉じました。

 

終演後には安藤さんを囲んでの記念撮影も行われました。

 

 

(安藤さんと本学・宮口学長)

 

 

今後も本学では、理学療法士・作業療法士の専門力を活用し

 

リハビリテーションや健康科学の力で

 

健康社会の実現に寄与してまいります。

 

来年2月には、開学記念講演の第2弾を開催する予定です。

 

詳細は決まり次第お知らせいたします。