2025年10月10日（金）、高知健康科学大学と、

医療・ヘルスケア分野で地域課題の解決に取り組む

株式会社Canvas（島根県松江市／代表取締役：元廣 惇）は

職業病の予防や次世代医療人材の育成を目的とした

包括連携協定を締結しました。

本協定により、理学療法・作業療法を基盤とした

相互の知的資源・人的資源の活用、地域貢献、

実践的な教育・研究の推進を図るとともに

高知県および中四国地域における産学連携を目指します。

◎協定締結の背景

高知健康科学大学（学長：宮口英樹）は、

専門学校・土佐リハビリテーションカレッジを前身として

2024年、高知県内6番目の大学として開学。

「健康科学部 リハビリテーション学科」に

理学療法学専攻と作業療法学専攻の2専攻を設置しています。

「自立と共生に共感し、実践できる人材の育成」をミッションに掲げ

医療・福祉分野にとどまらず、

多分野との協働による実践的な学びと研究を推進、

「健康に貢献する大学」として、地域社会への貢献を重視しています。

一方、株式会社Canvas（代表取締役：元廣 惇）は、

地域共創型ヘルスケアベンチャーとして

作業療法士や理学療法士等医療専門職の知見を活かし、

職業病に着目した健康経営支援を主軸に事業を展開しています。

高知県と島根県は過疎化・少子高齢化といった地域課題に共通点が多く

地理的にも類似した特性を持っています。

そうした背景の中で、相互の特色を生かしながら

地域社会に大きく貢献するという基本認識を共有し、

高知県における職業病の予防・改善、関連研究および

学生教育に関して包括的な連携と相互協力を目的に

本協定は締結されました。

◎協定の主な連携内容

協定では、以下の5項目で連携・協力を進めていくことが盛り込まれています。

（1）職業病の予防及び改善に向けた地域活動における協働

（2）職業病の予防改善に向けた共同研究及び研究成果の活用

（3）教育活動の協力（インターンシップ、講義、研修等）

（4）学生・教職員の相互交流

（5）その他本協定の目的を達成するために両者が必要と認める事項に関すること

◎客員教授第1号に就任

また、協定締結に合わせて、株式会社Canvas代表取締役で認定作業療法士の元廣 惇氏が

このたび、本学開学以来初となる「客員教授」に就任いたしました。

元廣氏は作業療法士でありながら、同時に経営者・キャリアコンサルタントでもあり

そうした視点を生かして、今後、学生への専門教育や

現場の知見を生かした授業の展開が期待されます。

関連情報

🔗 株式会社Canvas公式サイト

🔗 高知健康科学大学の特色・学部学科

🔗 本学附属「未来健康創造研究センター・地域連携支援センター」

🔗香南市と高知健康科学大学が包括協定締結｜教育・医療・福祉・心理で連携強化