地域連携
研究
奈良県大淀町教育委員会との共同研究契約を締結しました
2024.06.20
この度、高知健康科学大学は
奈良県吉野郡大淀町教育委員会と
「子どもの認知面を支援する教育環境整備」に係る
共同研究契約を締結しました。
この研究はコグトレを活用した
シームレスな支援体制を整備し
子どもたちの育成と教師の指導力の強化を図ることを
目的として進められます。
これにより、子どもたちの学習能力や集中力の向上、
学校生活への適応などが小学校低学年から期待できます。
共同研究の概要
1)名称
子どもの認知面を支援する教育環境整備事業
2)対象
大淀桜ヶ丘小学校・大淀緑ヶ丘小学校・大淀希望ヶ丘小学校
(町立小学校1年生・学校教員ほか)
3)内容
◎教員に対する子どもの認知面を支援するための研修・会議
◎事業計画や取り組みへの指導・助言
◎子どもに対する認知面の検査、評価、報告書の作成等
◎評価に基づく指導方法の助言
大淀町は奈良県の南部に位置し
吉野山や大峰山系といった山々に囲まれた
自然豊かな環境です。
環境面では高知県と近しいところもあり
今後、高知県での応用も十分に考えられます。
本学では、こうした官学連携ひいては産学官民連携による
地域の課題解決と健康社会の実現を目指し
大学の研究力を地域の資源として生かしてまいります。
※コグトレとは…… ①認知ソーシャルトレーニング(Cognitive Social Training:COGST)、②認知機能強化トレーニング(Cognitive Enhancement Training:COGET)、③認知作業トレーニング(Cognitive Occupational Training:COGOT)の3つのトレーニングからなり、困っている人を社会面、学習面、身体面から支援していくもの。
▼高知健康科学大学附属未来健康創造研究センター・地域連携支援センター