研究
国際学会|刑務所のプログラム構築や若年者の聞こえに関する研究成果を発表(第8回アジア太平洋作業療法学会)
2024.11.20
札幌コンベンションセンター(北海道)で行われた国際学会で
本学教員3名が発表を行いました。
学会は2024年11月6日~9日にかけて行われ
発表やレセプションなどを通じて
国内外の作業療法士と交流を深め
意見交換などで知見を広めました。
(レセプション:世界作業療法士連盟(WFOT)会長のSamantha Shann氏を囲んで)
第8回アジア太平洋作業療法学会(8th APOTC.2024)
宮口英樹学長、片岡聡子准教授、稲富惇一教員が
研究発表を行いました。
また、専攻長の片岡准教授は座長も務めました。
▼宮口学長(こころと身体の発達行動科学研究室)
◎発表演題:Effectiveness of a program aimed at transitioning to employment in prisons for people with borderline intelligence functioning (BIF)
◎研究概要:地域の再犯防止の一環として行った刑務所内でのプログラム構築
▼片岡専攻長(おとなとこどものウェルビーイングとエンパワメント研究室)
◎発表演題:Listening in low signal-to-noise ratios increases cognitive load in healthy young adults with listening disabilities and their performance is unstable
◎演者:Satoko Kataoka, Hiroshi Fukuda, Chinami Ishizuki, Hideki Miyaguchi
◎研究概要:聴覚検査では異常がない若年健常者の雑音下での聞き取り困難を発見
▼稲富教員(子ども発達心理学研究室)
◎発表演題:Frailty and dementia prevention classes at libraries improve activity for elderly
◎演者:Junichi Inatomi, Masatoshi Katura, Ieyasu Watanabe, Hideaki Takebayashi, Yutaka Takuma, Kenzo Miyamoto, Satoko Kataoka
◎研究概要:オーテピア高知図書館で行ったイベントの実例から図書館で行う介護予防活動が高齢者の活動向上に繋がることを示す
また、11月9日・10日は同会場で
第58回日本作業療法学会が開催され
前身校・土佐リハ卒業生と本学教員らの共同研究が
4題発表されました。
研究には稲富教員、箭野豊講師(感覚と運動行動の神経科学研究室)が
共同研究者として名前を連ねています。
▼発表演題一覧(本学関係)
◎演題:弱視片麻痺患者が食事自立に至った経緯―
◎演者:石川伶人 1) 杉本徹 1) 坂本和弥 1) 稲富惇一 2)3)
1) 医療法人恕泉会 リハビリテーション病院すこやかな杜 リハビリテーション科
2) 土佐リハビリテーションカレッジ 作業療法学科
3) 高知健康科学大学 健康科学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻
◎演題:早期退院後の復職と余暇活動を想定した意味のある作業活動の効果
◎演者:小松成輝 1) 倉持裕之 1) 稲富惇一 2)3) 箭野豊 2)3)
1) 医療法人地塩会 南国中央病院 リハビリテーション課
2) 土佐リハビリテーションカレッジ 作業療法学科
3) 高知健康科学大学 健康科学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻
◎演題:課題分析を児童と一緒に行い目標達成に至った一例―
◎演者:北村優成 1) 福田裕美子 1) 岡林美由紀 1) 稲富惇一 2)3)
1) もみのき病院 診療部 リハビリテーション科
2) 土佐リハビリテーションカレッジ 作業療法学科
3) 高知健康科学大学 健康科学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻
◎演題:発達性協調運動症児の短縄跳び動作獲得を目指して―
◎演者:岩井萌 1) 稲富惇一 2)3)
1) サンテ・ペアーレクリニック リハビリテーション科
2) 土佐リハビリテーションカレッジ 作業療法学科
3) 高知健康科学大学 健康科学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻