研究

宮口学長の論文が『大学教育学会誌第46巻第1号』に掲載

2025.03.05

この度、宮口英樹学長らの論文が『大学教育学会誌 第46巻第1号 184-192 2024年』に掲載されました。

 

論文概要


保健医療系大学の使命は、患者・対象者中心の保健・医療・福祉を実践する専門職の教育である。本論は、その一翼を担う作業療法士養成の学士過程における「教養」の教育のあり方に焦点を当て、カリキュラム構造を提案した。作業療法士の主たる役割は、障がいとともに人生を歩む対象者の「その人らしい生活の定着」を目標に掲げ、疾病の特性に加え、事例性、個別性に焦点を当てたリハビリテーションを行うことにある。現在の保健医療系学士課程教育は、専門に関わる医学知識・技術の修得に必要な時間の占める割合が高い現状にある。「教養」の教育の実現は、作業療法士教育の課題である。

 

◎論文タイトル

保健医療系大学(作業療法学専攻)の学士課程における教養の教育実践を目指すカリキュラム構造試案

 

◎著者

谷口敬道・矢谷令子・福田恵美子・大熊明・岡村太郎・徳永千尋・宮口英樹・宮本直也