イベント
地域連携
地元防災会・企業との合同防災訓練を実施しました
2024.11.14
11月10日(日)、高知健康科学大学にて
近隣地区の「新木本町防災会」の皆さんと
合同防災訓練を実施しました。
前身校・土佐リハとして初めて開催した昨年に続き
今年は近隣住民26名の方が参加。
本学1年生もボランティアとして
非常食の提供や屋上への避難体験に参加しました。
▼地震・津波に関する講義
上島事務局長が講師を務め、
本学教員の能登半島地震被災地での支援活動の様子や
昨年の復習を交えて講義を行い、
トイレと食事の重要性などを説きました。
▼防災グッズ紹介
今年は、防災製品を扱う企業(株式会社ケイウッド)の協力を得て
避難所で役立つ防災グッズの紹介を行いました。
▼非常食試食体験
株式会社ケイウッドさんから提供いただいた
缶入りのパンやリゾットの試食体験では
1年生が準備を行いました。
水で作ったカップ麺を試食した参加者からは
「すごい、上等に食べれる」
「お湯と思い込んでたけど水でもいけるね」など
驚きの声が上がっていました。
▼本学屋上への避難体験
今回、エアバッグ式担架を使っての移動も実演しました。
本学は津波避難ビルに指定されており
南海トラフ地震などの災害時には
近隣からの避難も予想されています。
高知健康科学大学では、防災や災害リハ関連の授業を
カリキュラムに組み込んでいます。
1年次の前期授業では避難所運営ゲーム(HUG)を実施し
避難所での健康支援について考えました。
今回、合同防災訓練に参加した1年生も
災害への備えや防災活動に関心を高めているようで
テレビ局のインタビューを受けた学生は
「能登の地震をきっかけに防災意識を高めるべきだと思って参加した」
「災害時、患者さんにも対応できるように勉強したい」と答えていました。
本学では、今後も地域や企業と連携しながら
こうした活動を続けていく方針です。
新木本町防災会の皆さま、
株式会社ケイウッドさま、
ありがとうございました。
▼KUTVニュース
「能登の地震があってから南海トラフ地震に対する防災意識を高めるべきだと思い参加」高知市の大学と近隣住民が合同で防災避難訓練