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開催報告|「かんきつ祭2025」は盛況のうちに閉幕しました

2025.10.30

2025年10月11日・12日、学園祭「かんきつ祭」を開催しました。

 

前身校・土佐リハビリテーションカレッジ時代から数えて23回目、

 

高知健康科学大学としては2回目の開催です。

 

※かんきつ祭… みかん栽培の盛んな香南市山北に、以前土佐リハが所在していたことに由来

 

 

 

◎1日目:学生主体の学内イベント

 

初日は学内限定イベントとして、学生が企画・運営しました。

 

クラス対抗の早押しクイズや借り物競争、

 

綱引きなどが行われ、会場は熱気に包まれました。

 

 

クイズでは雑学に加え、骨の名称やリハビリテーションの用語など

 

専門的な出題もあり、本学ならではの学びが活かされる内容に。

 

借り物競争では、宮口学長が「推してる人」「学長」というお題で

 

2連続で借り出され、学生とともに全力疾走する一幕もありました。

 

 

軽音サークルのライブでは機材トラブルにも負けず

 

最後まで堂々と演奏をやり遂げ、

 

翌日の再演を呼びかける部長の声に大きな拍手が送られました。

 

 

ダンスサークル一番の盛り上がりは、

 

この日限定で教員とコラボしたSnow Manの「ブラザービート」。

 

寸劇を交えたユニークな構成で、会場は大盛り上がり。

 

教員が登場する度に会場から歓声が上がりました。

 

全プログラム終了後、中庭で花火を実施。

 

約250発の花火が1日目のフィナーレを飾りました。

 

 

 

 

◎2日目:地域に開かれた“つながる学園祭”

 

2日目は心配された台風の影響もなく、多くの地域の方が来場しました。

 

キャンパス内には学生と外部団体が準備したブースが並び

 

模擬店やキッチンカーのグルメ、体験型イベント、

 

音楽パフォーマンスなど、幅広いプログラムで賑わいました。

 

地域から参加した団体による健康ブースも好評で、

 

地域と大学のつながりを実感できるイベントとなりました。

 

 

 

子どもから大人まで楽しめる企画が満載

 

焼きそば・焼き鳥などの定番屋台の模擬店に加え

 

「K FOOD KITCHEN」のキッチンカーが登場。

 

当日は蒸し暑かったこともあって

 

高知名物のアイスクリンが真っ先に完売しました。

 

 

お化け屋敷や縁日は、子どもたちに大好評。

 

また、小学生限定の図書館イベントでは

 

子どもたちがドローンの操作に夢中になっていました。

 

 

リハビリ体験コーナーでは体組成測定や芳香剤づくりを実施。

 

学生たちは理学療法・作業療法についても丁寧に説明していました。

 

また、外部団体のブースでは高齢者疑似体験、

 

竹細工制作、食育相談など多様なイベントが行われ

 

地域との連携が深まりました。

 

 

 

大盛況の「バリアフリーを考える講演・座談会」

 

ボランティアサークル「土佐の医療福祉に貢献し隊」は、

 

NPO法人福祉住環境ネットワークこうち(ふくねこ)の

 

理事長・笹岡和泉さまを講師に招き、

 

「バリアフリーを考える講演・座談会」を実施しました。

 

 

高齢者・障害者の退院後の生活や外出支援、住宅環境の課題など

 

地域福祉やまちづくりの現状を多角的に学ぶ内容で

 

理学療法士・作業療法士の行う支援について

 

具体的な事例も紹介されました。

 

学生・市民ら多くの参加者が訪れ、

 

急遽、席を増設するなど会場は大盛況。

 

参加者の関心の高さが伺えました。

 

 

グループワークでは「外出が少ない人の体力維持の工夫」や

 

「フレイルなどにより孤立した高齢者の見守り」などをテーマに

 

世代を超えて活発な意見交換が行われました。

 

参加者からは「身近な支援を考えるきっかけになった」

 

「バリアフリーへの理解が深まった」との声もありました。

 

この企画は「2025年度高知市まちづくりファンド助成事業」に採択されており

 

地域貢献活動のさらなる発展につながる機会となりました。

 

 

(ボランティアサークルの活動に関連する記事はこちら)

🔗高知市まちづくりファンド助成事業に採択!

🔗高知市まちづくりファンド「中間発表会」に出席

🔗学生ボランティア団体がラジオ取材を受けました

🔗学生ボランティア団体が高知県庁で活動報告と意見交換を行いました

🔗 2年連続の快挙!2025年度「高知市まちづくりファンド」に採択

🔗 地域団体×学生が協働!交流イベントを学内で開催

 

 

ライブパフォーマンスに大盛り上がり

 

午後からは、地域の団体や本学サークルによる

 

ステージパフォーマンスが行われました。

 

舟入いきいきスターズはハーモニカを演奏。

 

また、遠く仁淀川町からは玄蕃太鼓の皆さんが

 

演奏を披露してくださいました。

 

 

軽音サークル・ダンスサークルの

 

活気ある演奏とダンスは会場を盛り上げ、

 

学園祭に華を添えました。

 

 

 

2日間を通じて、「かんきつ祭2025」は

 

学生の主体性と地域とのつながりを実感するイベントとなりました。

 

高知健康科学大学はこれからも

 

健康科学・リハビリテーションを軸に

 

地域と共に学び、支え合うまちづくりを推進していきます。