地域連携
研究
東京書籍および広島大学と「子どもの認知機能」に関する共同研究契約を締結しました
2024.09.05
この度、高知健康科学大学は
東京書籍株式会社(以下「東京書籍」)ならびに
国立大学法人広島大学(以下「広島大学」)と
共同研究契約を締結しました。
この研究は、子どもの困難を軽減・解消することを目指し
ICT教材の活用によって認知機能の強化を支援するものです。
共同研究の概要
1)題目
学校における子どもたちへの認知機能の向上を目指した「コグトレオンライン」による取り組みモデルの構築
2)対象
小学校の通常学級に在籍し、学習や日常生活に困難を感じている子ども
3)内容
認知機能の強化支援を目的としたICT教材(コグトレオンライン)を用いて
以下の項目を調査、データ収集を行う。
◎児童の学習や日常生活に対する意識、意欲、自己肯定感、自己効力感への影響
◎学級経営・学級運営への影響
◎児童の学力への影響
4)研究期間
令和6年4月1日から令和7年3月31日
5)研究代表者
宮口英樹(高知健康科学大学学長・教授)
東京書籍は国内の大手出版社のひとつで、
教科書や参考書、問題集、教師用教材など
主に教育関連の書籍を発行しています。
その他、一般書籍の出版、小中学校向けの学力調査、
デジタル教材や教育コンテンツの開発・提供など
幅広く事業を展開しています。
また、広島大学は中国地方最大の教育機関として
多様な分野における研究と教育の中心的役割を果たしており
これまでも学際的研究の実績が数多くあります。
本学では、今後も企業、自治体、国内外の大学等と連携し
地域の課題解決と健康社会の実現に向けた
研究に取り組んでまいります。
※コグトレとは…… ①認知ソーシャルトレーニング(Cognitive Social Training:COGST)、②認知機能強化トレーニング(Cognitive Enhancement Training:COGET)、③認知作業トレーニング(Cognitive Occupational Training:COGOT)の3つのトレーニングからなり、困っている人を社会面、学習面、身体面から支援していくもの。
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