地域連携
【司法リハコース】検察庁見学と裁判傍聴を行いました
2025.09.17
高知健康科学大学の特色のひとつである「司法」との連携。
本学での特別講義や各施設の見学など、双方向の連携を行っています。
本学・7つのコースの1つ「司法リハビリテーションコース」では
7月に高知少年鑑別所を、9月には高知地方検察庁を見学。
検察庁見学の際には公判(裁判)の傍聴という貴重な経験もできました。
ここでは、9月2日に行われた検察庁見学と裁判の傍聴について紹介します。
水本検事正による講義
9月2日(火)、本学・司法リハビリテーションコースの学生5名と
本学の教員が高知地方検察庁を訪れました。
講義では、検察庁トップの水本検事正が
検察庁の役割や刑事手続きの流れについて
実例を交えて講義をしてくださいました。
講義では本学教員から質問が挙がる場面も。
傍聴する事件の事前解説は、7月に出張講義で本学に来てくれた
刈谷副検事が担当してくださいました。
(関連記事▶今年も検察庁・保護観察所による特別講義を受けました)
裁判傍聴と検察庁舎内見学
事前解説のあと、裁判所に移動して実際に公判(裁判)を傍聴しました。
事件は若者による飲酒運転の事故(道路交通法違反)で
起訴状の読み上げから判決までの一連の流れを見ることができ、
貴重な機会となりました。
その後、検察庁に戻り、取調室や証拠品庫などを見学しました。
各部署では職員の皆さまから丁寧に説明していただき
学生、教員ともに司法に関する知見を広めるとともに、
リハビリテーションの専門職として
再犯防止や更生支援のためにできることを考える
大変有意義な時間となりました。
コース所属で経験を手に入れる!
7つのコースは、理学療法学専攻・作業療法学専攻いずれの学生でも
事由に参加・所属できるカリキュラム外の活動です。
授業では経験できないことにチャレンジし、
キャリアパスや就職のイメージに繋げることもできます。
コースには、本学の学生だけでなく
前身校・土佐リハビリテーションカレッジの学生も所属しています。
(特徴)
● 完全自由参加(所属するかどうか、どのコースを選ぶかは自由)
● コース選択や開始時期、コース変更も自由
● 活動の幅が広い(研究補助、イベント、セミナー、学会への参加など)
● 他職種や他業種の人と関わることができる
● 活動する中で進みたい分野や将来のイメージが具体化できる
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