研究
近藤助教|サルコペニアを合併した糖尿病患者へのスロートレーニングおよび複合介入の提言(高知糖尿病チーム医療研修会)
2024.12.13
2024年11月24日、高知城ホールで開催された
「第49回高知糖尿病チーム医療研修会」に
近藤助教(地域と健康研究室・理学療法学専攻)が参加し
シンポジウムに登壇しました。
高知県内で活躍する医師、保健師、
看護師、臨床検査技師、理学療法士らが
課題や取り組みについて発表を行う中、
近藤助教は、サルコペニアを発症した糖尿病患者に対する
運動療法(スロートレーニング)および
「運動+栄養(アミノ酸)」の複合介入の有効性を説きました。
◎シンポジウムテーマ
『高知県における糖尿病ケアの現状と課題』
◎発表演題
「糖尿病患者におけるサルコペニアとリハビリテーション」
発表内容
筋肉量・筋力・身体機能が低下した状態を指す「サルコペニア」は、転倒や骨折、寝たきりのリスクを高め、健康寿命の短縮にも関連する。近年、サルコペニアを合併した糖尿病患者が増加しているが、サルコペニアは高血糖になりやすいといった悪循環を招いてしまうため、糖尿病患者におけるサルコペニアの予防および治療が注目されている。ここでは糖尿病患者におけるサルコペニアの問題点や、リハビリテーションの目的、評価および治療について発表する。
サルコペニアの早期発見、予防、治療は
糖尿病患者だけではなく
高齢者や他の疾患を抱える患者にとっても重要です。
近藤助教のこうした研究や継続的な取り組みが
地域医療への貢献につながることが期待されます。
【研究に関するお問い合わせ】
・お問合せフォーム:https://forms.gle/8dpQBe1TwAp6paW68
・メールアドレス:center@ko-ken-k3.ac.jp
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