研究
宮口学長が生きづらさを抱える子どもたちへの支援について講演を行いました(第41回日本森田療法学会)
2024.12.26
2024年12月7日(土)・8日(日)
高知県立県民文化ホール グリーンホールで
「第41回日本森田療法学会」が開催され
宮口英樹学長(こころと身体の発達行動科学研究室)が
教育講演に登壇しました。
森田療法とは?
高知県出身の精神科医・森田正馬(もりた まさたけ) により
大正時代に確立された心理療法で、
100年以上の歴史があります。
精神科医や心理カウンセラーの間では
特に不安障害、強迫性障害、対人恐怖症などに対する
効果が評価されてきました。
また、薬物療法に頼らず、
自然な回復力を重視する点で
メンタルヘルス治療の一つとして
認知行動療法(CBT) と共に扱われています。
宮口学長は、森田療法と作業療法について
また、生きづらさを抱える子どもたちへの
社会適応支援における課題と可能性について
生きづらさの定義やコグトレの話題を交えながら
講演を行いました。
第41回日本森田療法学会(The 41th Annual Meeting of the Japanese Society for Morita Therapy)
◎テーマ
原点から紡ぐ多様な支援-精神療法のレジェンドを継承しライフステージを通して持続可能な多職種地域連携を共創する-
◎大会長
高橋秀俊(高知大学医学部寄附講座 児童青年期精神医学 特任教授)
◎教育講演3
「生きづらさを抱える子どもたちへの社会適応支援における課題と可能性 ―コグトレから森田療法まで―」
登壇者:宮口英樹(高知健康科学大学 学長/教授)
座長:北西憲二(森田療法研究所、北西クリニック)・小松静香(高知大学医学部 寄附講座 児童青年期精神医学)
◆お知らせ|大会長を務めた高橋教授も登壇!高知健康科学大学第2回開学記念講演
◎日時/2025年2月9日(日)10:00~12:00
◎会場/高知健康科学大学
第1部… 講演「『ケーキの切れない非行少年たち』の著者から学ぶ子どもの育て方」/宮口幸治教授(立命館大学・児童精神科医)
第2部… シンポジウム「生きづらさを抱えている子どもたちの支援」
第2部には、第41回日本森田療法学会の大会長を務めた
高橋秀俊教授ら県内のさまざまな分野で
子どもの支援に尽力する方々が登壇します。
参加お申込みはこちら▶https://forms.gle/QcQ5UbnGBVWpdH319